
STAFF INTERVIEW _02
理学療法士・主任・入社16年・Yさん

理学療法士
理学療法士になったきっかけは?
この仕事を目指したきっかけ
もともと、大学では心理学を学んでいました。
実習の段階に入ると、対象となる患者の皆さんには理学療法を必要とするケースも多々ありました。
心理学では直接お身体には触れないものの、心と身体は大きく結びついています。本質的なケアを考えた時に、心身共にケアすることが出来る理学療法士という仕事に興味が湧いてきました。
そして心理学の大学を卒業後、一念発起し、専門学校に再入学。3年間の通学のあと理学療法士の資格をとりました。
専門学校時代の先生には「あなたは心理学も学んできた理学療法士だから、他の理学療法士とは違う目線で患者様を見ることが出来るのだから頑張りなさい!」と言っていただけたことは今でも記憶に残っています。
その言葉を胸に、今年公認心理師の資格も取得しました!生涯勉強ですね。
このような経緯で、「患者さんに寄り添い、心身共にケアをしていきたい」というのが理学療法士になったきっかけです。
子育てや家庭との両立について
この16年を振り返って
結婚をきっかけに夫の仕事の都合で転居が必要になり、そのタイミングで清智会記念病院に転職しました。
転職して間もなく、1人目の妊娠がわかりました。
産休・育休を取得し、復帰後は1年間時短勤務で働かせていただきました。
当時はまだ、産休・育休制度を取得している先輩のケースは少なく、出産後に復帰した方はお一人だけでした。その方も復帰後しばらくして、ご家庭の事情で退職されました。
時短勤務に関しては馴染みもなく、清智会記念病院としても私が初めてに近い事例だったようです。
それから、2人目・3人目と産休・育休をとらせていただき、2人目以降は出産後3年間、時短勤務をさせていただきました。
時短勤務がはじめてに近い状況の中でも、清智会記念病院の皆さんたちは快く、産休・育休から復帰までの私を見守って下さり、
その上、時短勤務に対して全員の協力体制もバッチリで、様々な形で支えていただきました。
周りのスタッフの理解があったからこそと、今でもとても感謝しています。
そして、時短勤務だから等は関係なく、「一緒に働く仲間」として対等に扱っていただけたことにも感謝しています。
現在、後輩の中には育休中のスタッフも複数名いますが、子育てママさんにとっても働きやすい環境は整っているので、安心して仕事復帰が出来るのではないかと思います。
お子さんをお持ちの女性、これから結婚・出産を考えている女性にとって、これはとても心強いことではないでしょうか。
これから入職を考えている方へのメッセージ
ご応募を考えている方へ
職場に慣れ、技術が身についてくると「あれもできる!これもできる!」と技術の事ばかり目を向けがちになってしまうことが多いのが、この理学療法士というお仕事だと思います。
しかし、その前に一人の人間として患者様がいることを忘れず、どんな時でも患者様第一で「愛をもってケアできる方」のご応募を心よりお待ちしております。
実際に働いてみると、学校で学んだことだけでは太刀打ちできないお仕事です。
そして、患者様は十人十色。その人、その人によって、できること・やらなければならないことも変わります。
何年働いても、勉強は続いていきます。私もまだまだ勉強の身です。一緒に働く仲間たちと寄り添いながら、共に学んでいきたいと思いますのでご安心下さい!